書いたものに反応がないと、題材が悪かったのか、自分に向いていないのかと考えます。目に見える数字があると、その日の気分まで引っ張られやすくなります。
けれど、一つの数字だけでは分からないことも多くあります。届いていないのか、読まれていないのか、読まれていても表に反応が出ていないのか。それらは同じではありません。
数字が答えている質問を、小さく見る
表示された回数は、自分という人間の価値を測った結果ではありません。その投稿が、その時点でどれくらい表示されたかを示すものです。そこから一気に才能の話まで広げると、直せる場所が見えなくなります。
まず、その数字から確かめられることと、まだ分からないことを分けます。良い数字が出たときも同じです。一度の反応だけで、理由まで分かったとは限りません。
反応が出る前に、確かめられることがある
見出しと本文の答えは合っているか。最初の段落で何の話か分かるか。読む人の知らない言葉をそのまま使っていないか。これらは、大勢の反応を待たなくても見直せます。
もちろん、読者の反応を見なくてよいということではありません。自分の手元で直せることと、しばらく観察することを分けたいのです。
何も変わらないまま画面を何度も確認するより、一つの説明を具体的にする方が、次の一回につながることがあります。
一度に全部を変えると、理由が分からなくなる
不安になると、題材も文体も投稿時間も一気に変えたくなります。しかし全部を動かすと、その後に反応が変わっても、何が関係したのか判断しにくくなります。
今回は冒頭だけを変える。次は同じ題材を別の場面から書く。一回に見ることを減らすと、結果が期待と違っても、残る学びがあります。
続ける理由を、数字の外にも置いておく
前より疑問を短く言えるようになった。調べたことを翌週にも使えた。書く前に迷う時間が少し減った。そうした変化も、発信を続ける中で手元に残るものです。
数字を無視するのでも、数字だけで決めるのでもなく、何が分かって何が残ったかを一緒に見たい。反応が少ない日は、その日の自分全体を採点する前に、直せる一箇所だけを選んでみてください。

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